営業職イメージ「気合」「根性」に6割超の回答 営業活動におけるシステム・データ活用に50%以上がギャップを実感

~24年卒・就活生の営業職に対するイメージ調査~

2023年2月9日
株式会社RevComm

 株式会社RevComm(レブコム、本社:東京都渋谷区、代表取締役:會田武史)が提供する音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」(https://miitel.com/jp/)は、2024年卒業予定で就職活動中の大学生321名を対象に、24年卒・就活生の営業職に対するイメージ調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

 
  • 調査概要
調査概要:就活生の営業職に対するイメージ調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月27日〜同年1月30日
有効回答:2024年卒業予定で就職活動中の大学生321名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社RevComm」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://miitel.com/jp/
 
  • 24年卒就活生の約半数が「営業職」に興味
 「Q1.あなたは、現在、営業職に興味はありますか。」(n=321)と質問したところ、「非常に興味がある」が14.7%、「やや興味がある」が33.6%という回答となりました。

・非常に興味がある:14.7%
・やや興味がある:33.6%
・あまり興味がない:25.9%
・全く興味がない:17.1%
・どちらともいえない:5.0%
・わからない/答えられない:3.7%
 
  • 営業職に対するイメージとして、64.2%が「気合」や「根性」と回答
 「Q2.あなたが営業職に対して抱いているイメージを教えてください。」(n=321)と質問したところ、「「気合」や「根性」」が25.6%、「どちらかというと「気合」や「根性」」が38.6%という回答となりました。

・「気合」や「根性」:25.6%
・どちらかというと「気合」や「根性」:38.6%
・どちらかというと「戦略的」や「スマート」:15.9%
・「戦略的」や「スマート」:13.1%
・あてはまるものはない:3.7%
・わからない/答えられない:3.1%
 
  • 理由として、7割以上から「ノルマがきつそうだから」との声
 Q2で「「気合」や「根性」」「どちらかというと「気合」や「根性」」と回答した方に、「Q3.営業職に「気合」や「根性」といったイメージがある理由を教えてください。(複数回答)」(n=206)と質問したところ、「ノルマがきつそうだから」が71.8%、「常に自分の成績が気になりそうだから」が46.6%、「漠然と体育会系なイメージがあるから」が35.4%という回答となりました。

・ノルマがきつそうだから:71.8%
・常に自分の成績が気になりそうだから:46.6%
・漠然と体育会系なイメージがあるから:35.4%
・断られた時のショックが大きそうだから:32.0%
・残業が多そうだから:22.8%
・出張や移動が多そうだから:20.4%
・その他:1.0%
ー21歳:仕事の量が多そうだから
ー22歳:うまくいかない時も自分を奮い立たせる必要があるから
・わからない/答えられない:0.0%
 
  • 他にも「ドラマなどではあちこちへ営業へ走る姿が出てくるから」や「会社の売上に影響力のある仕事なので、責任が大きそう」などの声も
 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、営業職に「気合」や「根性」といったイメージがある理由を自由に教えてください。(自由回答)」(n=206)と質問したところ、「ドラマなどではあちこちへ営業へ走る姿が出てくるから」や「会社の売上に影響力のある仕事なので、責任が大きそう」など138の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・20歳:ドラマなどではビジネスマンがあちこちへ営業へ走る姿が出てくるから。
・20歳:営業職は会社の売上に影響力のある仕事なので、責任が大きそうだから。
・22歳:身近な人々から聞くイメージがあるから。
・21歳:数字や結果がすべてな気がする。
・22歳:自分の力で仕事を勝ち取りに行くイメージのため。
 
  • 一方、「戦略的」「スマート」なイメージ理由、半数以上が「戦略的に営業できる人が成果をあげられると思う」と回答
 Q2で「「戦略的」や「スマート」」「どちらかというと「戦略的」や 「スマート」」と回答した方に、「Q5.営業職に「戦略的」や「スマート」といったイメージがある理由を教えてください。(複数回答)」(n=93)と質問したところ、「戦略的に営業できる人が成果をあげられると思うから」が53.8%、「データ活用が進んでいると思うから」が34.4%、「様々な営業ノウハウを学べる時代だと思うから」が32.3%という回答となりました。

・戦略的に営業できる人が成果をあげられると思うから:53.8%
・データ活用が進んでいると思うから:34.4%
・様々な営業ノウハウを学べる時代だと思うから:32.3%
・戦略的な営業パーソンに憧れがあるから:28.0%
・営業活動のデジタル化が進んでいると思うから:19.4%
・働き方改革によって業務改善が行われていると思うから:10.8%
・その他:1.1%
・わからない/答えられない:3.2%
 
  • 他にも「マーケティングに即した営業が進んでいると感じているから」や「気合いや根性だけで押し売りができる時代ではなくなった」などの声も
 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、営業職に「戦略的」や「スマート」といったイメージがある理由を自由に教えてください。(自由回答)」(n=90)と質問したところ、「マーケティングに即した営業が進んでいると感じているから」や「気合いや根性だけで押し売りができる時代ではなくなった」など70の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・22歳:マーケティングに即した営業が進んでいると感じているから。
・21歳:気合いや根性だけで押し売りができる時代ではなくなったと思うから。
・21歳:クリティカルパスで営業は進んでいくと思うから。
・20歳:ドラマの影響。
・20歳:相手の意向を汲み取る必要があるから。
・21歳:巧みな話術で契約を取るイメージがあるから。
 
  • 半数以上が、システムやデータを活用した営業が行われている実態を受けて、ギャップを実感
 Q2で「「気合」や「根性」」「どちらかというと「気合」や 「根性」」と回答した方に、「Q7.現在、企業の営業活動において、AIツールを用いた商談の分析やノウハウの蓄積、営業支援システムとのデータ連携などの取り組みが行われています。そのような営業職における新しい取り組みを受けて、あなたが営業職に対して抱いていたイメージにギャップはありましたか。」(n=206)と質問したところ、「かなりあった」が10.7%、「ややあった」が40.3%という回答となりました。

・かなりあった:10.7%
・ややあった:40.3%
・あまりなかった:31.1%
・全くなかった:5.3%
・どちらともいえない:7.3%
・わからない/答えられない:5.3%
 
  • やりがいとして、「成果につなげやすくなる」や「改善サイクルを回しやすくなる」などの声が浮上
 「Q8.企業の営業活動において、AIツールを用いた商談の分析やノウハウの蓄積、営業支援システムとのデータ連携などの取り組みが行われています。そのような営業職における新しい取り組みを受けて、あなたは、現在の営業職にどのようなやりがいがあると思いますか。(複数回答)」(n=321)と質問したところ、「成果につなげやすくなる」が41.7%、「改善サイクルを回しやすくなる」が33.6%、「目標が明確になる」が30.2%という回答となりました。

・成果につなげやすくなる:41.7%
・改善サイクルを回しやすくなる:33.6%
・目標が明確になる:30.2%
・会話の説得力が増す:28.0%
・データに強くなれる:24.6%
・モチベーションが上がる:16.8%
・ワークライフバランスを整えられる:10.3%
・その他:0.9%
ー23歳:会社のノルマへの考え方に変化がでてきそう
・あてはまるものはない:4.4%
・わからない/答えられない:7.8%
 
  • 他にも「自分の頑張りが会社の成果に直結するという点」や「様々な視点からの意見が聞けるので自身の知見が広がる」などのやりがいも
 Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが考える営業職のやりがいとして感じるものを自由に教えてください。(自由回答)」(n=131)と質問したところ、「自分の頑張りが会社の成果に直結するという点」や「様々な視点からの意見が聞けるので自身の知見が広がる」など190の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・21歳:自分の頑張りが会社の成果に直結するという点。
・22歳:様々な視点(他社や他部署など)からの意見が聞けるので自身の知見が広がる。
・21歳:自分の一言で事業が進む可能性があること。
・21歳:お客さんとのつながり、人脈の拡張。
・22歳:会社の顔として、社外の人と接すること。
・21歳:お客様との信頼関係構築。
 
  • システムやデータを活用した営業が行われている実態を受け、営業職に興味が湧いたとの声も
 Q1で「あまり興味がない」「全く興味がない」と回答した方に、「Q10.システムやデータを活用した営業が行われている実態を受けて、あなたは、営業職に対する興味に変化はありましたか。」(n=138)と質問したところ、「非常に変化があった」が2.1%、「やや変化があった」が13.8%という回答となりました。

・非常に変化があった:2.1%
・やや変化があった:13.8%
・あまり変化はなかった:41.3%
・全く変化はなかった:31.2%
・どちらともいえない:6.5%
・わからない/答えられない:5.1%
 
  • まとめ
 今回は、24年卒の就活生321名を対象に、就活生の営業職に対するイメージ調査を実施しました。
 就活生の抱く営業職に対するイメージとして、64.2%が「気合」や「根性」と回答しており、理由として「ノルマがきつそうだから」が最多の意見となりました。一方で、「戦略的に営業できる人が成果をあげられると思う」との理由から、「戦略的」や「スマート」などのイメージを持つ人も一定数いることが明らかになりました。
 また、システムやデータを活用した営業が行われているという実態に対し、「気合」や「根性」というイメージを抱いていた就活生の半数以上がギャップを感じたということがわかりました。同時に、システムやデータを活用した営業手法には、「成果につなげやすくなる」や「改善サイクルを回しやすくなる」など、ポジティブな声も挙がりました。
 24年卒の就活生の多くは「営業職」に対し、いまだに「気合」や「根性」といったステレオタイプなイメージを持っているようです。しかし、実際の営業活動では、AIツールを用いた商談の分析やノウハウの蓄積、営業支援システムとのデータ連携などの取り組みが行われており、営業職の業務は大きく変化しています。新入社員の継続的な採用を目指す企業は、営業のDXや働き方の改革の推進を正しく伝えることにより、これまで以上に能力や意欲の高い学生の関心を喚起できるのではないでしょうか。
 
  • 電話営業をAIで解析するMiiTelとは

 音声解析AI電話「MiiTel」は、電話営業やコンタクトセンター業務における、会話の内容を解析し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率を向上させる、日本発の音声解析AI電話サービスです。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない、というブラックボックス化問題を解消し、アナログな議事録作成も自動文字起こし機能が軽減します。
 商談内容を振り返りやすいシンプルな設計なので、自ら振り返り商談の質を高めたり、開発や他部門に顧客要望をニュアンスまで正確に伝えたりすることが可能です。MiiTelは、営業担当者が「人にしかできないクリエイティブな仕事」に専念する時間を生み出します。
 また、MiiTelにより蓄積された顧客とのリアルな音声データは、自社の教育研修、サービス開発、機能改善などに幅広く活用いただけ、企業の事業成長を後押しします。日本語版に加え、インドネシア語版、英語版の提供を開始しています。
公式サイト https://miitel.com/jp/
資料請求 https://miitel.com/jp/document-request/
 
  • 株式会社RevComm 会社概要
 「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」という理念のもと、音声技術とAIにより、コミュニケーション課題を解決する企業です。
 音声解析AI電話「MiiTel」は、インサイドセールス市場を中心に、営業やコールセンター業務におけるトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク体制構築にご活用いただいています。また、オンライン商談ツール「MiiTel for Zoom」は、複数人でのオンライン商談の解析や振り返りが可能となり、営業の成約率を飛躍させます。
 これまで、Google for Startups Acceleratorの採択をはじめ、B-Dash CampやTechCrunchによる様々な大会で優勝、入賞しているほか、Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング TOP20」、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」にも選出されています。
・企業名  :株式会社RevComm
・所在地   : 150-0002東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル7階
・代表者   : 會田 武史
・事業内容 :AI × 音声のソフトウェア・データベースの開発
・企業サイト:https://www.revcomm.co.jp/